どうも、フレッディです！
お彼岸の時期になると、ご先祖様や故人を偲び感謝の気持ちを込めてお供えや贈り物を考える機会がありますが、毎年同じお菓子ではマンネリ化したり、お菓子を好まない場合もあるかと思います。
そこで今回は、お彼岸における贈り物について、お菓子以外で想いを込めた贈物のアイデアをご紹介します。
この記事を読むことで、お彼岸の贈り物にお菓子以外の新しいアプローチを見つけ、大切な方々へのプレゼントを贈るヒントを得ることができます。
お彼岸の意味と由来
お彼岸の意味
お彼岸は日本の伝統的な行事で、ご先祖様や故人への感謝と供養を行う大切な時期です。
3月の春分の日と9月の秋分の日を含んで前後の3日間（1週間）がお彼岸の期間に設定されています。
お彼岸とは「向こう岸＝極楽」という意味があります。
私たちが生きる現世と極楽のあの世があり、つまりこの期間には霊が一時的に現世に帰ってくると言われていて、家族との交流を楽しむとともに、ご先祖様や故人への供養を行うという意味合いが込められています。
お彼岸の由来
お彼岸は日本独自の行事で奈良時代から行われるようになりました。
実のところ由来ははっきり解っておらず、一説には春分と秋分の昼と夜の長さが同じになるために、現世とあの世が最も近づいて想いが届きやすいからとも言われています。
お彼岸は日本の伝統文化として大切にされていて、現代でも多くの家庭で行われています。
家族が集まり故人への想いを込めて供養を行うとともに、大切な方への感謝の気持ちを表す機会として日本の風土に根付いています。
お彼岸のお供えでお菓子以外の贈物
お彼岸のお供えは、故人を偲び供養するためのものです。
お菓子以外の贈物のアイデアをご紹介します。
季節の花や植物
お彼岸の時期に季節の花や植物を供えることで、自然の移り変わりとともにご先祖様や故人への感謝の想いを表すことができます。
日本には四季があり、お彼岸の時期である春には新しい生命の息吹を感じる花々がたくさんあって桜やチューリップ・スイートピーなど、秋には風に揺れるコスモスやナデシコ・リンドウなど可憐な花もあります。
お花屋さんに相談することで、その時期におすすめなお花を紹介してもらえます。
また、故人が特に好きだった花や植物、プリザーブドフラワーも良いでしょう。
プリザーブドフラワーは枯れないお花なので、お水換えや手入れの必要がなくお供えの贈物としても人気があります。
線香やロウソク（キャンドル）
お彼岸の時期には、線香やロウソク（キャンドル）を供えることで特別な雰囲気を演出することができます。
線香やロウソク（キャンドル）は、香りを楽しむためのアイテムとしても人気で、香りには様々な種類があります。
重厚で落ち着いた香りがする香木系では、希少性が高い伽羅やアロマとしても親しまれている沈香（アガーウッド）や白檀（サンダルウッド）、また花の香りがするフローラル系では、バラや桜・ハーブのラベンダーなどがあり、香りが広がりリラックス効果も。
また、ロウソク（キャンドル）は長時間燃焼するタイプや、LEDで炎のような光を再現したものなどもあり、LEDだと火を使わなくて済むのでご高齢者のお宅へ贈る際には安心です。
故人の好きだった食べ物や飲み物
お彼岸に、故人の好きだった食べ物やお酒などの飲み物を贈ることもおすすめです。
普段から良く食べていたものや特に好きだったものなどご身内の方に相談することで、故人の好みがわかります。
贈る際には、新鮮で質の良いものを選ぶことが大切。
手作りのものを贈る際には、衛生面にも気を付けましょう。
これらは、お彼岸の時期にお菓子以外で贈る際のアイデアです。
思いを込めて贈物を選ぶことで、故人を偲ぶことができます。
但し、贈る際にはお供えする環境や受け取られた方の健康や身体面などに配慮して選びましょう。
お彼岸に手紙やメッセージカードを贈る
手紙やメッセージカードは相手に気持ちを伝える素晴らしい方法で、故人への感謝の気持ちや思い出・祈りを伝えることができます。
お彼岸に贈る具体的な手紙やメッセージカードの書き方をご紹介します。
誠実な言葉で感謝を伝える
手紙やメッセージカードは、率直で誠実な言葉を使って感謝の気持ちを伝える絶好の機会です。
感謝の気持ちや大切な思い出を綴りましょう。
心からの想いを丁寧に書くことで、故人に対して深い感謝を伝えることができます。
文章に感情を込める
文章に感情を込めることで、手紙やメッセージカードがより心に響くものとなります。
一緒に過ごした楽しい時間や感動的な瞬間などエピソードを振り返ることで、故人との思い出を鮮明に蘇らせることができ、受け取られた方にも関係性がわかります。
感謝や思いやりを込めた温かな言葉で綴ることで、心に深く刻まれることでしょう。
手書きで贈る
手紙やメッセージカードは、できるだけ手書きで贈ることをおすすめします。
手書きの温かみがより一層の感動を与え、特別感が生まれます。
丁寧な筆致や工夫を加えることで受け取った方への印象も良く、想いがより伝わるでしょう。
手紙やメッセージカードは、故人への思いやりや感謝の気持ち、思い出などを綴ることができます。
贈物に添えたり、手紙やメッセージカードだけでも気持ちは伝わります。
あなた自身の言葉で想いを綴り、特別な贈物に仕上げてみてください。
まとめ
今回は、お彼岸における贈り物について、お菓子以外で想いを込めた贈物のアイデアをご紹介しました。
大切なご先祖様や故人へのお供えの贈物は、心を込めて選びたいものですよね。
お菓子以外での贈り物では、お花や植物・線香やロウソク（キャンドル）などもおすすめで、お供えに彩りを添えたり、普段からよく使われるものは喜ばれる可能性が高いです。
また、故人の好きな食べ物や飲み物、手紙やメッセージカードを贈ることも良いでしょう。
但し、贈る際にはお供えする環境や、受け取られた方の健康や身体面に配慮することが大切です。
お彼岸は、ご先祖様や故人との繋がりを感じられる期間です。
これらのアイデアを参考にして、あなた自身の感謝の気持ちを込めた贈物を選んでみてください。
きっと、ご先祖様や故人との絆がより深まり、心温まるひとときを過ごすことができることでしょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます！
