どうも、フレッディです!
ワンコを飼っている方は多いかと思います。
しつけができてきたら、そろそろトリック訓練も始めてみませんか?
トリック訓練は飼い主さんと犬とのコミュニケーションツールの1つで、絆を深める手段でもあります。
そこで今回は、犬のトリック訓練について基本知識・メリット・教え方・成功させるためのコツや注意点などまとめてご紹介します。
犬のトリック訓練とは
犬のトリック訓練とは犬に様々な芸や動作を教えることで、飼い主と犬とのコミュニケーションや信頼関係を深めるだけでなく、犬の忍耐力や集中力など犬の知能や運動能力を向上させることができます。
犬は言葉を理解することはできませんが、飼い主とのジェスチャーや声の合図を通じてトリックを覚えることができます。
しかし、トリックを教える前には基本的なポイントを理解しておくことが重要です。
トリック訓練の基本知識とメリット
犬のトリック訓練は、犬の知能や学習能力を高めるだけでなく、様々なメリットをもたらします。
トリック訓練の基本知識
まず、トリック訓練には時間と忍耐力が必要です。
犬は個々に学習のスピードや能力に差がありますので、焦らずにゆっくりと進めることが大切です。
また、正しい方法で訓練を行うことも重要で、ポジティブな強化法を使い、愛情と褒め言葉を伴う訓練方法が効果的です。
犬はトリックを覚えることで喜びや達成感を感じることができるため、飼い主と一緒にトリック訓練をすることは犬にとっても楽しい経験となるでしょう。
トリック訓練のメリット
学習能力を向上させる
トリック訓練は犬の知能を刺激し、学習能力を向上させる効果があります。
犬は新しいトリックを覚えることによって、問題解決能力や記憶力を鍛えることができます。
例えば、犬に「お手」や「おすわり」といった基本的なトリックを教えることで、犬は指示を理解し、適切な動作をする方法を学びます。
運動能力や柔軟性を向上させる
トリック訓練は犬の運動能力や柔軟性を向上させる効果もあります。
ジャンプや回転などのトリックを行うことで、犬の筋力や身体のコントロールを発展させることができます。
これにより、犬はより健康的で活発な生活を送ることができます。
飼い主と犬の絆を深める
トリック訓練は飼い主と犬の絆を深める重要な手段です。
訓練中に犬と飼い主が協力し、成功体験を共有することで、互いの信頼関係が深まります。犬は飼い主との協力や褒め言葉によって喜びを感じるため、トリック訓練を通じてより密接な絆を築くことができます。
犬のトリック訓練は様々なメリットもありますが、トリックを教える前には犬の性格や特性を理解しておくことが大切で、犬の種類や個々の性格によって学習のスピードや興味の対象が異なるため、トリック訓練を始める前に犬の特性を考慮する必要があります。
例えば、活発な犬種は運動系のトリックに興味を示す場合が多く、知的な犬種はパズルのような問題解決系のトリックに興味を持つことが多いといわれています。
トリックの教え方
トリックの教え方は段階的に行うことが大切です。
まずは簡単なトリックから始めて徐々に難易度を上げていく方法が効果的で、ご褒美(おやつ)や大好きなおもちゃを使って訓練すると犬は覚えやすくなります。
トリック訓練(初級編)
「おすわり」を教える方法
犬に「おすわり」を教える場合、まず、ご褒美を手に取って犬の目の前で徐々に上げていき、犬がお座りをしやすい状態にします。
そして、犬が座ったらすぐに褒めてご褒美を与えましょう。
こ繰り返し練習することで犬は「おすわり」の意味を理解し、トリックを覚えていきます。
参考動画⇒【犬のしつけ】おすわりの教え方☆決定版☆【3分で分かる】
「ふせ」を教える方法
「ふせ」を覚えさせる場合、まずは犬にお座りをさせます。
手にご褒美を持ち、お座りの状態から徐々にご褒美を下に持って行き、犬がふせをしたら褒めてご褒美を与えます。
繰り返し練習することで犬は「ふせ」の意味を理解し、トリックを覚えていきます。
参考動画⇒【犬のしつけ】ふせの教え方☆決定版☆【3分で分かる】
「まて」を教える方法
「まて」を覚えさせる場合、まずは犬と向き合った状態で「まて」といって飼い主さんは1歩下がります。
犬が動かなければ、褒めてご褒美を与えます。
これを繰り返し慣れてきたらさらに1歩ずつ下がって、距離や時間を伸ばしていきます。
繰り返し練習することで犬は「まて」の意味を理解し、トリックを覚えていきます。
参考動画⇒【犬のしつけ】まての教え方☆決定版☆【3分で分かる】
トリック訓練(中級編)
「ツイスト(おまわり)」を教える方法
犬に「ツイスト」を教える場合、まず、ご褒美を手に持ち追いかけさせるようにします。
しっかりと出来たら褒めてご褒美を与えます。
次に犬の足がしっかり地面についた状態の高さでご褒美をもって”くるり”とまわるように動かしていき、1周まわれたら褒めてご褒美を与えます。
繰り返し練習することで犬は「ツイスト」の意味を理解し、トリックを覚えていきます。
参考動画⇒【ドッグトリック】3分でわかるツイストの教え方 犬のしつけチャンネル
走りながら飛ぶ「ジャンプ」を教える方法
「ジャンプ」を教えるためには、まず犬が飛び越える障害物を用意します。
はじめは障害物を下に置いたままで良いので、ご褒美を使ってまたぐ練習をしていきます。
出来るようになったら障害物の高さを少し上げ、成功したら褒めてご褒美を与えましょう。
飼い主さんも一緒になって同じ行動をとることでスムーズに行えます。
繰り返し練習することで犬は「ジャンプ」の意味を理解し、トリックを覚えていきます。
参考動画⇒【犬と遊ぶ】 ジャンプ!の教え方。室内でも遊べる楽しい作戦です。
「アラウンド(1周まわる)」を教える方法
「アラウンド」を教える場合、まずご褒美を両手にご褒美を使って持ち飼い主さんの周りをまわるように練習し、犬が1周まわれたら褒めてご褒美を与えましょう。
次にご褒美を1つに減らして練習を行っていき、1周まわれたら褒めてご褒美を与えましょう。
繰り返し練習することで犬は「アラウンド」の意味を理解し、トリックを覚えていきます。
参考動画⇒【犬の芸】 ドッグダンス導入編 ドッグトリック:アラウンドとセンターを教えてみよう!
トリック訓練(上級編)
「スルー(8の字)」を教える方法
「スルー(8の字)」を教える場合、まず飼い主さんが少し足を開き犬が通れるくらいの隙間を作ってあげます。
両手にご褒美を持ち、片足の周りをくぐらせ前に来たところで褒めてご褒美、そのまま反対側の足の方へご褒美で誘導してできたらご褒美というように8の字をまわる練習を行っていきます。
繰り返し練習することで、犬は「スルー」のトリックを覚えることができます。
参考動画⇒【犬の芸】 8の字またくぐりを教えてみよう!スルー・くぐれ・ウィーヴなどのコマンドでもOK
「ロール(一回転)」を教える方法
「ロール」を教える場合、まずふせをした状態からご褒美を犬のお尻の方に向けて誘導し、
少しお腹をみせるようにできたら褒めてご褒美を与えましょう。
さらにお腹をみせる状態から反対側まで”ごろん”ができたら褒めてご褒美を与え、スムーズに行えるように練習していきます。
繰り返し練習することで、犬は「ロール」のトリックを覚えることができます。
参考動画⇒【犬の芸】 ドッグトリック ロールの教え方 犬のしつけ教室ドッグキャッチ
「ドッグキャッチ」を教える方法
「ドッグキャッチ」を教えるためには、まず太ももに足をかける練習から始めます。
出来るようになったら、少し高さをあげて後ろ足まで上がれるようにします。
合図を出して成功した場合には褒めてご褒美を与え、少しづつ高さをあげていきます。
犬は成功体験を重ねることで、「ドッグキャッチ」のトリックを覚えることができます。
参考動画⇒【ドッグトリック】3分でわかるドッグキャッチの教え方 犬のしつけチャンネル 犬の芸
以上が、簡単な初級から上級レベルのトリックまでの指導方法です。
参考動画をみていただけるとよりわかりやすいかと思います。
訓練を行う際はコマンドをはっきりと伝えて覚えさせていきますが、ご褒美を与えすぎてしまうと肥満の原因にもなるので注意が必要です。
トリック訓練は犬との絆を深めるコミュニケーションツールの1つでもあるので、是非楽しみながら取り組んでみてください。
ご購入はコチラ▽トリック訓練を成功させるためのコツと注意点
トリック訓練の成功のためには、コツと注意点を守ることが大切です。
1. コミュニケーションとタイミング
犬はコマンドや合図を理解するために、飼い主さんとのコミュニケーションと正確なタイミングが大切です。
コマンドを明確に発声し、明確な合図や身振り手振りを使って指示を伝えましょう。
2. 短い訓練セッション
犬の集中力は限られているため、長時間の訓練よりも短い時間の頻繁な訓練セッションが効果的です。
5分~10分程度の短いセッションで毎日行いましょう。
3. 毎回の成功体験
犬は成功体験によってモチベーションを高めます。
難しいトリックに取り組む前に犬が簡単に成功できるトリックから始め、徐々に難易度を上げていきましょう。
4. 様々な環境での練習
犬にとっては特定の場所での訓練だけではなく、異なる場所や環境でもトリックを実行できるように訓練しましょう。
これにより、犬は様々な状況での指示に対応できるようになります。
5. モチベーションの維持
犬のモチベーションを高めるために、おいしいご褒美や褒め言葉を使用しましょう。
トリック訓練は犬にとって楽しい体験であると覚えさせるために、楽しさを持って行うことが大切です。
6. 感情の影響
犬は感情に敏感な生き物です。
訓練中にイライラや怒りを表すと、犬のモチベーションや信頼が損なわれる可能性があるので、訓練は楽しくポジティブな雰囲気の中で行いましょう。
7. 辛抱強さと一貫性
トリック訓練には辛抱強さと一貫性が必要です。
犬にとって新しいトリックを覚えることは時間がかかる場合がありますので、焦らずに継続してトレーニングを行いましょう。
これらのコツと注意点を心に留めながら、トリック訓練を行うことでより効果的な結果が得られるでしょう。
また、犬との絆を深める楽しい時間でもあるので、訓練を通じて愛情と信頼を育んでください。
まとめ
今回は、犬のトリック訓練について基本知識・メリット・教え方・成功させるためのコツや注意点などまとめてご紹介しました。
トリック訓練をする場合、飼い主さんが事前に訓練を行う意味とトリック訓練について理解を深める必要があります。
訓練を行うときは簡単な行動から行い、その際はコマンドをはっきりと伝えることで、犬が言葉に反応して覚えるようになります。
犬にはそれぞれ個性があり、犬に合わせた訓練を行い焦らずに少しづつ慣れさせていくことが大切です。
まずは簡単なトリックから始めて、徐々に難易度を上げていくことで犬の能力を伸ばすことができ、成功したらしっかりと褒めてあげて、ご褒美を与えることで犬は幸せを感じ楽しい時間となっていきます。
トリック訓練は犬と飼い主の楽しい共同作業であり、成功体験を通じてより深い絆を築くことができる素晴らしい方法です。
毎日の訓練を通じて、犬の成長と喜びを共有しましょう。
以上、フレッディがお届けしました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!