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スポーツ

【2022】全米男子テニス|ダニエル太郎初戦で自滅した理由

ダニエル太郎全米オープンテニス2022

どうも、フレッディです!
2022年8月29日から始まった「全米オープンテニス2022」
男子では、日本からも選手が2人出場しています。

初戦が行われ、そのうちの1人「ダニエル太郎」選手が敗退してしまったそうで、自滅したとニュースになっていました。

そこで今回は、「ダニエル太郎」選手の初戦結果の詳細や、自滅した理由なども含めてまとめてみましたのでご覧ください。

全米男子テニスダニエル太郎初戦結果の詳細

ダニエル太郎全米オープンテニス2022試合結果

現地時間8月30日、全米オープン男子テニスのシングルス1回戦(ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)が行われ、ダニエル太郎(29歳 エイブル)選手は、4-6、7-6(1)、2-6、2-6で初戦敗退となりました。

対戦相手は、元世界ランキング7位のリシャール・ガスケ(36歳 フランス)選手

第1セットでガスケ選手にブレークを許したダニエル太郎選手は、左右に振られても懸命にプレーしましたが、リターンゲームでガスケ選手を崩すことができずに4-6でセットを落とします。

続く第2セットは、第6ゲームでチャンスを掴み、この日最初のブレークに成功。
第7ゲームではキープできずにイーブンに戻されてタイブレークに突入となりましたが、ラリー戦に持ち込んで一気に6ポイントを連続で奪って、7-6(1)でセットを奪い返します。

第3セットをそのまま波に乗りたいダニエル太郎選手でしたが、ガスケ選手の堅実なプレーなどで翻弄されて失うと、第4セットもミスによりブレークされて巻き返すことができず3時間16分で力尽きてしまいました。

ガスケ選手とは過去2度の対戦でも勝利を挙げることできず、今回は約5年ぶりの対戦
お互いストローカーということもあり長いラリーが続きましたが、この日は湿度がとても高く、思考力の低下や体力の消耗もあり奪い返すことができませんでした。

速い展開で点を奪いたいという焦りから打ち過ぎてしまい、相手の思うつぼになったそうです。
本当に残念でした。
ダニエル太郎選手は、全米オープン本戦に今回6度目の出場で、2017年の2回戦進出が最高記録となっています。

試合終了後には、

「全米オープン1回戦で負けました。この何週間かは悔しい負けがいくつか重なりましたがこれから活かせていける学びが沢山ありました。長い間休まず大会に出続けたので一旦休んでからシーズンを力強く終えれるように戻ってきます。応援ありがとうございました!」
Yahoo!JAPANニュースより引用 

と語ったダニエル太郎選手。
ゆっくり休んで、次の試合に備えて欲しいと思います。

全米オープンには、ダニエル太郎選手の他に西岡良仁(26歳 ミキハウス)選手が本戦にストレートインしましたが、初戦で敗退してしまったために男子シングルスの日本勢は全員姿を消すことに。
元世界ランキング4位の錦織圭選手は、エントリーするもケガや手術の影響もあり欠場しています。

自滅した理由

ダニエル太郎全米オープンテニス2022自滅

今回の全米オープンでは、長時間のラリーの中、思考力の低下や体力の消耗などによりポイントを奪われた焦りから打ち過ぎてしまい、心の中で「自分を説教してしまった」というダニエル太郎選手。
精神的に自滅に追い込むことになった理由とは、どんなことだったのでしょうか?

ダニエル太郎選手は幼少期は日本で育ち、14歳の時にお父様のお仕事の関係でスペインに移り住んでいます。

お父様の影響でテニスを始めたダニエル太郎選手は、スペインのバレンシアにあるテニスアカデミー「テニスバル」に入ることに。
「テニスバル」は、元世界ランキング4位のダビド・フェレールが所属していたアカデミーで、プロの選手と一緒だったこともあり、厳しい環境の中で練習をしていたといいます。
また、両親にも厳しく育てられたそうで、自宅でもアカデミーでもスパルタ教育を受けてきたそうなのです。

そんな厳しい環境の中で育ってきたので、大人になってからは自分で自分に厳しくするようになったそうです。
アスリートは、目標を成し遂げるためにかなりのプレッシャーをかけて自分を追い込むと聞いたことがあります。

今回の全米オープンでも自分に説教をし、精神的に自分を追い込み過ぎたことが最終的に自滅した理由なのかもしれませんね。

ダニエル太郎の経歴

名前:ダニエル太郎(太郎・チャールズ・ダニエル)
出身地:アメリカ・ニューヨーク州
国籍:日本
生年月日:1993年1月27日
所属:株式会社エイブル

5歳よりテニスを始め、14歳でスペインに移住したあと17歳でプロへと転向。

主な成績
・2012年 スペインF15・F20フューチャーズ優勝
・2013年 スペインF14フューチャーズ優勝
ポルトガルF9フューチャーズ優勝
・2014年 グランドスラム初出場
・2016年 オリンピック(リオ大会)初出場でベスト16
・2018年 BNPパリバ・オープン出場
2回戦で元世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ選手に勝利
・2021年 2020東京オリンピック出場
・2022年 全豪オープン3回戦進出
・ATPツアーシングルス優勝(日本男子史上4人目)
・世界ランキング自己最高位シングルス64位

まとめ

いかがでしたでしょうか?

2022年の全米オープンで初戦を敗退してしまったダニエル太郎選手。
速い展開で点を奪いたいという焦りの気持ちから冷静さを失ってポイントを奪われてしまったことや、湿度の高い環境の中で長時間のラリーが続き思考力の低下や体力の消耗など精神的にも体力的にも打ちのめされ自滅してしまったことが敗戦に繋がったのではないでしょうか。

アスリートは目標を成し遂げるために極限まで自分を追い込むこともあり、ジュニア時代から厳しくスパルタ教育を受けてきたダニエル太郎選手が今回の全米オープンで自滅したという理由は自分を厳しく追い込んだことも理由の1つではないでしょうか。

スポーツの世界は、結果が求められる厳しい世界。
まずは少し休憩して気持ちをリセットし、次の大会を頑張って欲しいと思います。

以上、フレッディがお届けしました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!