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人物紹介

ブラジル代表リシャルリソン|生い立ちから現在の人物像を紹介

リシャルリソン生い立ち

どうも、フレッディです!
サッカーのリシャルリソン選手をご存じでしょうか?

現在25歳のリシャルリソン選手は、ブラジル代表の選手で若手の中で注目されている選手で、東京2020オリンピックではオリンピック得点王のタイトルを獲得しています。
華やかな成績を持つリシャルリソン選手ですが、過酷な生い立ちだったそうです。

今回は、リシャルリソン選手について知りたい方のために、彼の生い立ちからサッカーの道に進んだきっかけや、現在の彼の人物像までまとめてご紹介します。

ブラジル代表リシャルリソンの生い立ち

リシャルリソン幼少期

2022年夏にトッテナム・ホットスパーFCへ完全移籍した、サッカーブラジル代表のリシャルリソン選手
彼の生い立ちは、想像を絶する過酷なものだったといいます。

幼少期

リシャルリソン選手は、ブラジルの東南に位置するエスピリト・サント州ビラ・ルビアという街の生まれ
この街はドラッグ売買が当たり前のように行われ、近くで銃声が響くことが日常茶飯事だったといいます。

ある時リシャルリソン選手は、ドラッグディーラーに銃口を顔に突き付けられたそうです!
リシャルリソン選手のことをドラッグの売人だと勘違いし、縄張りを荒らしたと思われたそうです。
また、彼の家の裏庭にドラッグを隠す友人たちもいたとか。
ドラッグを売るための保管場所としても使われていたようですが、友達だから何もいえなかったと当時のことをインタビューで語っていました。

両親の離婚

荒れ果てた環境で育ったリシャルリソン選手。
7歳の時の両親が離婚して、彼はお父さんと一緒に暮らすことになりました。
お父さんはサッカーが好きで、リシャルリソン選手と一緒にサッカーをしたり観戦しにいったりししてくれたそうです。

でもお父さんが街を離れることになり、弟や妹たちがいるお母さんの元へ引っ越すことになりましたが、お母さん1人で子どもたちを食べさせていくことは難しく、食事はいつも足りていなかったといます。
家計を助けるために、アイスクリームを売って生計を立てていたそうです。

サッカーへ道

アイスクリームを売って生計を立てていたリシャルリソン選手。
お父さんとの思い出のサッカーを始め、元警察官だったサッカーチームのコーチとの出会いもあり、荒れ果てた環境の中で道を踏み外すことなくまともに歩んでこれたといいます。

必死に暮らしてきたリシャルリソン選手は、貧困を抜け出すために本格的にサッカー選手を志します
16歳の時に入団テストを受けましたが、不合格が続いて一時はサッカーの道を諦めかけていましたが、街の人たちの応援で続けることができたそうです。

そんな中アメリカFCからのオファーがあり、17歳の時に敏腕代理人として有名だったレナト・ヴェラスコに見出されてアメリカ・ミネイロのユースチームに入団
入団後に出場した試合では、わずか10分で得点を決めたといいます。

リシャルリソン選手の活躍もあってクラブはトップチームへと昇格し、翌年に名門フルミネンセFCからオファーがあり移籍
当時名門フルミネンセFCにいくお金がなかったリシャルリソン選手は友達に旅費を借りたのですが、あまりにもお腹が減っていたので全部のお金を使ってしまい無一文になったといいます。

帰ることもできないので「失敗するわけにはいかない!」と決意したリシャルリソン選手は、名門フルミネンセFCでも大活躍し、彼のプレーをみた大手クラブ(ACミラン、マンチェスター・ユナイテッドFC、インテルナツィオナーレ・ミラノ、アヤックス・アムステルダムなど)から新たなオファーがあったものの、イングランドのワトフォードFCからの申し出に移籍を決めます。

のちに恩師となる「マルコ・シウバ監督」が彼の才能を見出してくれたのです。
それだけ彼が輝いていたのでしょうね。
移籍金は、1240万ユーロ(約16億円)だったそうで、ずっと憧れていたプレミアリーグにいく夢が叶った瞬間でした。

現在の人物像を紹介

リシャルリソン現在の人物像

リシャルリソン選手のプロフィールと所属クラブの経歴

名前:リシャルリソン・デ・アンドラーデ(Richarlison de Andrade)
生年月日:1997年5月10日
出身地:ブラジル エスピリト・サント州ビラ・ルビア
所属クラブ:トッテナム・ホットスパーFC
ポジション:FW

2014年 アメリカFC(ブラジル)
2015年 フルミネンセFC(ブラジル)
2017年 ワトフォードFC(イングランド)
2018年 エバートンFC(イングランド)
2022年 トッテナム・ホットスパーFC(イングランド)

2022年7月、トッテナム・ホットスパーFCに完全移籍したリシャルリソン選手。
契約期間は2027年までの5年間で、その移籍金は総額6000万ポンド(約100億円)だそうです!

リシャルリソン選手の武器は、ブラジル人選手ならではのスピーディーなドリブルと高いテクニック、そして強靭なフィジカル
頭脳を活かし、勝負をどんどん仕掛けて相手の守備を翻弄します。

一度ドリブルが勢いに乗ると、スピードもあるのでファウルをしなければ止めることもできないし、強靭なフィジカルも備わっているので距離を縮めてプレッシャーをかけたり、パスのコースを閉ざしたりしても倒れずボールキープができ、そこからの高精度なシュートを放ちます。

また、もう1つの武器はヘディングシュート
身長184cm身長からのジャンプ力を活かしたヘディングシュートは、逞しい守備の要であるDFが集結するプレミアリーグでも十分に通用し多くのゴールを決め、25歳にして看板選手になりつつあるそうです。

これまでの試合数と得点(2018年~)

国際Aマッチ:36試合・14得点

代表成績

2017年  南米ユース選手権(U-20ブラジル代表)5位
2019年  コパ・アメリカ(ブラジル代表)優勝
2021年  東京2020オリンピック(U-24ブラジル代表) 優勝

個人でのタイトル

2017年 カンピオナート・カリオカベストイレブン
2021年 オリンピック得点王

まとめ

いかがでしたでしょうか?

リシャルリソン選手の生い立ちは、日本で平和に暮らす私たちにとっては想像を絶する中での生活でした。
当たり前のようにドラッグの売買が行われたり、銃声が間近で聞こえることもあるような荒れた環境の中で育ってきたリシャルリソン選手でしたが、周りの温かい人たちの応援もあり、道を外すことなく進むことができたといいます。

そんな中、サッカーを始めたリシャルリソン選手。
ブラジルは世界№1のサッカー大国で、偉業を成し遂げた選手もたくさんいます。
そんな彼らに憧れを持ち、貧困から抜け出すためにサッカー選手を志すという子どもたちも多いようです。

現在25歳という若さでプレミアリーグで活躍しているリシャルリソン選手。
これからサッカー選手を目指す子どもたちに、夢や希望を与え続けていって欲しいと思います。

以上、フレッディがお届けしました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!