どうも、フレッディです!
2022年の「全米オープンテニス」が始まりました。
女子テニスで日本からの出場は「大坂なおみ」選手のみだそうで、過去に2度優勝したこともあり期待されていましたが、残念ながら初戦で敗退してしまったそうです。
今回は、「大坂なおみ」選手の「全米オープン」試合結果の詳細や、敗退した理由なども含めてまとめてみましたのでご覧ください。
全米オープン女子テニス大坂なおみ試合結果の詳細
現地時間8月30日、全米オープン女子テニスのシングルス1回戦(ニューヨーク ビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンター)が行われ、大坂なおみ(24歳 フリー)選手は、6-7 (5-7)、 3-6のストレートで敗れて初戦敗退となりました。
対戦相手は、世界ランキング19位のダニエル・コリンズ(28歳 アメリカ)選手。
第1セットでは、大坂なおみ選手が序盤から3ゲームを連続して取り安定したプレーを見せましたが、第5ゲームでコリンズ選手にブレークバックを許してタイブレークに突入。
タイブレーク後もミスが続いて、コリンズ選手に2度目のセットポイントを取られて6-7で落としてしまいます。
続く第2セットは、得意の力強いサーブでポイントを奪い第3ゲームで先にブレークに成功しましたが、第4ゲームでコリンズ選手に再度ブレークバックを許すと、その後も主導権を握られたままストレートで敗れてしまいました。
試合時間は、1時間34分となっています。
大坂なおみ選手が全米オープンで初戦敗退となったのは、今回が初めてとなります。
これまで対戦相手のコリンズ選手とは、3度対戦していてすべて勝利していたのですが、今回は初めての敗退してしまいました。
コリンズ選手は、2022年1月に行われた全豪オープン(オーストラリア メルボルン)で準優勝していて、大坂なおみ選手は3回戦までの進出でした。
試合終了後には、
「守りに入りすぎてしまったと思う。全体的によかったとは言えないが、今できる最大限のプレーをしたと思う。」
NHK NEWSWEBより引用
とコメントしています。
大坂なおみ選手は、今回で7度目の全米オープン出場。
2018年と2020年に優勝していて、2018年にはグランドスラムでシングルスのタイトルを23も獲得したテニス界の女王ことセリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)選手と決勝で対戦し、勝利しています。
今後は、同年9月19日に開幕される「東レ・パンパシフィック」(東京 有明)に出場予定するとのことです。
次の大会に期待したいと思います!
敗退の理由とは?
大坂なおみ選手は、今回の全米オープンで初めて初戦敗退となっています。
なぜ敗退してしまったのか、その理由はどんなことだったのでしょうか?
度重なるケガ
大坂なおみ選手は、2022年5月に行われた「ムチュア・マドリード・オープン」(スペイン マドリード)で、アキレス腱を痛めています。
このことで、「BNLイタリア国際」(イタリア ローマ)を欠場。
「全仏オープン」(フランス パリ)では初戦で敗れ、「ウィンブルドン選手権」は欠場しています。
その後の「ナショナルバンク・オープン」(カナダ・オンタリオ州トロント)の初戦では途中棄権、「ウエスタン・アンド・サザン・オープン」 (アメリカオハイオ州 シンシナティ) でも初戦敗退と、ケガに苦しめられて望むような成績をあげていません。
今回の全米オープンでも、同じ8月に行われた「ナショナルバンク・オープン」以来ずっと腰の痛みを抱えていたようで「最近良いプレーができていないので心配」と不安を口にしていたそうです。
チームとの決別
大坂なおみ選手は、2022年に入ってからチームの編成を更新しています。
その中で、2020年の夏からチームに加わったトレーナーの中村豊氏との決別。
中村豊氏は、元世界ランキング1位のマリア・シャラポワに全仏オープンでタイトルを2度ももたらした名トレーナーで、大坂なおみ選手がグランドスラムで2度優勝した際も、その瞬間を共にしてきました。
しかし、クレーシーズンに挑むタイミングで中村豊氏と決別してしまったそうです。
コーチとの契約解消
2020年のシーズン開幕前からフィム・フィセッテコーチと契約した大坂なおみ選手。
フィセッテコーチは、データに基づいた戦術を使い2020年の全米オープンや、2021年の全豪オープンと、グランドスラムでタイトル獲得へと導いてくれたコーチでした。
契約を解消した理由については、「今の自分に必要なのは自信を与えてくてる人。」
そのために、知的な戦略家であるフィセッテコーチとの契約を解消したとみられます。
敗退の1番の理由は、ケガが重なったことかもしれませんね。
思うように動けないもどかしさからくる苛立ちが、ミスへと・・・。
スポーツ選手にとってはとても辛いことだし、周りの環境を変えたことでメンタル面でも不安定になったのではないでしょうか。
2021年の全仏オープン前哨戦後のインタビュー拒否が騒動となった大坂なおみ選手。
多くの関係者を巻き込んでしまったために全仏オープンは棄権となり、そのことが重圧となりうつ状態が続いたそうです。
大坂なおみ選手は、これまでのインタビュー会見などをみると自己主張が強く奔放な性格のイメージがありますが、本当は心が脆くナイーブな人なのかも・・・。
それらが試合に影響して、自信を失っているのかもしれません。
ケガや心の問題が早く収まることを祈っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
2022年の全米オープン女子シングルスで、大坂なおみ選手はまさかの初戦敗退!
対戦相手は世界ランキング19位で、2022年の全豪オープンで準優勝したダニエル・ダニエル・コリンズ(28歳 アメリカ)選手。
最後まで主導権を握ることができずに、ストレートで敗れてしまいました。
大坂なおみ選手は、過去に2度同じ全米オープンで優勝した経験があり、2018年ではこれまでにグランドスラムのタイトルを23回獲得してきたテニス界の女王ことセリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)選手と決勝で戦い勝利、世界ランキング1位の座に上り詰めた人。
ただ、2022シーズンはケガに悩まされて伸び悩んでいることや、自身のチーム編成の更新、大坂なおみ選手を優勝へと導いてくれたコーチとの契約解消などもあり、身体や心が不安定なことなどが今回の全米オープン初戦敗退に繋がったのかもしれません。
一見自己主張が強くて、奔放な性格で周りを振り回すイメーがある大坂なおみ選手ですが、実は心がナイーブなのかもしれません。
1日も早くケガや心の問題を治して、明るく元気な「ナオミ節」をまた聞かせて欲しいです。
以上、フレッディがお届けしました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます!