星の王子さまミュージアム閉園｜最後のイルミネーション開催！

どうも、フレッディです！
時代の流れが激しい中、新しく作り上げられるものと惜しまれながら消えていくものが増えている昨今、あなたはどのような場所に思い出を持っていますでしょうか？

2022年の11月1日にオープンしたジブリパークは人気が高く、開園当日は180万人と大賑わいをみせていました。
そんな中、1999年6月29日に箱根にオープンした星の王子さまミュージアムが2023年3月31日閉園することが決定しました。

毎年クリスマスシーズンになるとテーマを元にデザインされるクリスマスツリーやイルミネーションなどは今でも人気があり、閉園を惜しむ声も多いようです。

今回は星の王子さまミュージアムの閉園理由や最後のイルミネーションをみてほしいと思い、気持ちを込めて書いてみました。

星の王子さまミュージアム閉館

1999年、観光地でもある箱根に星の王子さまミュージアムが誕生しました。
フランスのアントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリ（フランス出身の作家）が自身の体験を反映した「星の王子さま」を執筆し、小さな子どもから大人まで人気を誇った作品となりました。

星の王子さまミュージアムでは「星の王子さまの生まれた経緯」や「アントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリ」について学ぶことができ、家族やカップルでも楽しめるスポットとしても知られています。
星の王子さまは1943年にニューヨークで出版され、300以上の国で発売されており、2億冊を超えるほどのベストセラーともなっているのですが、ストーリーを知らない方に簡単に説明すると・・・

という内容になっています。

行く先々で出会った人々から学ぶことで成長していくというストーリーは、子どもたちにも楽しめるということもあり、箱根で家族旅行をしながら子どもを星の王子さまミュージアムに連れていく家族などが多く、冬にはイルミネーションやクリスマスにはイベントなども開催されていてカップルにも人気となりました。

星の王子さまミュージアムは20世紀のフランスをモチーフとして作られていて、フランスの街並みを楽しめる工夫がされていて、館内ではさまざまなフランスの郷土料理を食べることもできました。
2018年頃には23万4千人の来場があったのですが、最近では来場者の減少やミュージアムなど建物の老朽化もあり、閉園を余儀なくされることになってしまいました。

星の王子さまミュージアム最後のイルミネーション

星の王子さまミュージアムでは毎年恒例となっている「ロマンティック・スターリー・ウィンター」が今年も開催され、イベント期間中は20世紀のフランスの街並みをモチーフとした園内にクリスマスの演出が広がり、普段ではみることのできないステキな景色を堪能できます。

毎年テーマが決められていて、2021年は「願い -WISH-」。
来園者にオリジナルの絵馬カードが配られて、それぞれの願いを未来に向けて書いた後その絵馬をクリスマスツリーに飾っていました。

残念ながら、「ロマンティック・スターリー・ウィンター」も星の王子さまミュージアム閉園に伴い、今年で最後となってしまいます。

最後の2022年のテーマは「SMILE《スマイル》」

ガーデンデザイナー吉谷桂子さんがデザインしたツリーには手作りのオブジェが多数装飾され、アントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリが飛行士だったということもあり、彼が愛用していた飛行機をかたどった模型も夜空に浮かび、まるで星空を飛び回っているかのような遊び心も仕掛けられています。

たくさんの辛い思い出があっても、最後にはみんなで笑えるようにという思いが込められていて、家族や友人、恋人同士で素敵なイルミネーションを楽しんで欲しいです。

 

また、星の王子さまミュージアムのガーデンデザイナーでもある吉谷桂子先生による「フラワーフレーム」のワークパーティイベントも開催されるので、「ロマンティック・スターリー・ウィンター」と一緒にガーデンツアーも楽しみましょう♪

星の王子さまミュージアム公式サイト

まとめ

いかがでしたでしょうか？

全国旅行支援も始まり、遠出がしやすくなってきました。
これから先の未来にできあがるものを楽しむこともよい思い出になりますが、歴史に幕を閉じるイベントに参加して素敵な記憶に残してみませんか？

アントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリの残した童話の世界とフランスの雰囲気を体感するために、是非大切な人と箱根に足を運んでみてください！

以上、フレッディがお届けしました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございます！